6月の初旬
ミニトマトが大きく成長してきてたくさんのミニトマトを収穫中!
しかし、
水を与えませんでした。
わざと少し枯らしました
せっかくどんどん成長してミニトマトも実っているのになぜ水を与えないのか?
実はとても大切な理由があるんです!
ミニトマトだけでなく他の植物でも同様の理由で水を与えずに少し枯らす必要があるかもしれません。
それではその大切な理由を教えましょう!
ミニトマトをわざと枯らす
写真にある通り、ミニトマトの苗がしなっています。
タイトルにもあるように水を与えずに少しだけ枯らしました。
この時期のミニトマトの苗は毎日水を与えないとすぐに枯れます。
朝か夕方には大量の水分を与えて植物の成長を促し、ミニトマトを実らせる必要があります。
しかし、なぜ、水分を与えなかったのか、とっても大事な理由があるんです。
もしかすると以下の記事などを読まれた方は察しが付くと思います。
予想通りでしょうか???
水を与えなかった理由
水を与えなかった理由はひとつ。
伸びた茎を支柱に巻き付ける必要があるから。
それだけ???
と、思うかもしれませんがこれが結構大事です。
毎日十分な水分を与えた植物は茎や葉っぱも活き活きとしています。ミニトマトの場合は茎なども太く太陽に向かってどんどん伸びていきます。
しかし、成長するにつれて伸びる茎を制御するには限界があり、伸びきった後は大変です。
そこで伸びた茎を支柱におおきく巻き付けて苗の高さを制御します!
水分を与えずに少し枯らすことで、茎を柔らかくさせます。
その後、伸びた茎を支柱に巻き付けることができます。
もちろん、作業後は必ず十分な水分を苗に与えましょう!
その効果は⁉
この茎を支柱に巻き付けるために水分を与えないことは大切です。
なぜでしょう。
おおよそ3つの効果が期待できます。
①支柱より高くなった茎を切る必要が無い
②新しい花や芽を失う必要が無い
③よりたくさんのミニトマトを実らせることができる
大事なのは3番目の効果。
支柱に巻き付けられない伸びきった茎を切らずに済み、よりたくさんのミニトマトを実らせることは栽培冥利に尽きます。
簡単な手順
この方法はいたって簡単にできます。
しかし、この方法を後回しにせずに植物の成長度合いを見極めて適切なタイミングで行うことが大切です。
手順
①作業日を決める
②作業日から1~2日程度水を与えない
(枯れさせないこと!)
③作業日に茎が折れない程度に「しなる」か確認
④茎を折れないように支柱に巻き付ける
⑤ビニタイなどを使って支柱と茎を結びつける
(茎などを傷つけないように注意!)
⑥最後に十分な水分を与えて翌日の状態を確認して終了
意外と難しいので動画サイトなどを参考にするといいかもしれません。