皆さん7月1日からレジ袋が有料化になりましたね。
早速ですが私個人が思ったことをここに書き記したいと思います。
このレジ袋有料化によってケチな人を見分けることができます!
という冗談は置いといて、
私からは一言。
レジ袋有料化
やるなら1枚100円以上にしろ!!!
レジ袋有料化の背景
経済産業省からお願いが出ています。
簡潔に言うと、地球温暖化、廃棄物制約、海洋ゴミ問題などが理由でレジ袋有料化にすることによって消費者のレジ袋のごみを抑制することが目的です。
そしてこちらの「レジ袋有料化に向けた取組についてのお願い」もご覧ください。簡潔にまとまっています。
遷移先URL:http://www.jpi.or.jp/pdf/200227_keisan01.pdf
プラごみの環境破壊
ここでの疑問は
「本当にプラごみが環境を破壊しているのか」ということ。
レジ袋が起こす環境破壊とは
そもそも人間が出したごみをほったらかしておくことが問題です。
プラごみは自然分解されず数百年以上は残り続けます。
もっと身近な例を用いて簡単に言います。
①プラごみは大きいモノからミクロサイズの小さいものまであります。
②それが海に流れ出ます。
③肉眼では見えないほど小さいプラごみの粒子を魚が知らず知らず口にします。
④その魚を人間が食べます。
⑤そのサイクルを数年から数世代にわたって続けます。
⑥そうすると自然界の生き物だけでなく人間にも身体的に悪影響が出てきます。
環境破壊とは人間が損をするだけなのです。
環境破壊を止める方法
罪悪感を持たせるのもひとつの手段です。
もしかしたら私たちは当事者意識が欠如しているかもしれません。
そこでレジ袋の使用・排出を抑制したいならレジ袋を購入しにくくすればいいのです。
レジ付近にプラごみが起こす環境問題の画像を貼りだしたり、
それによって死んだ動物などの不快な画像を張り出して、
ひとりひとりの当事者意識を持たせる必要があると思います。
実際は店舗のイメージ損害やクレーマーが増えるのでやらないとは思いますが。
もう一つの手段は料金です。
日本の異常なプラ梱包性癖
海外では日本の以上なプラスチック梱包に批判的です。
日本で暮らしているとわからないかもしれませんが、海外からするとありえないほど日本はなんでもプラスチックで梱包します。
例えば、たった2個のトマトをプラ容器においてプラスチックビニールで梱包します。
憶えがあると思います。
こちらの記事の男性は購入したイチゴが5個のプラスチック容器で梱包されたことに驚いています。是非読んでみてください。海外から見た日本の善し悪しの参考になります。
確かに日本人はリサイクル意識やごみの分別をしっかり行います。
(プラごみも焼却処分が含まれるので分別する意味がないですが。。。)
しかし、根本的にゴミの量が増えてしまったら意味がありません。
たかがイチゴのために5つものプラスチックがゴミになれば無駄ですね。
レジ袋安すぎ問題
今回の法律は長期的に効果を発揮させる必要があります。
しかし、本当にレジ袋の使用削減を目指したいなら、変える必要があります。
それはレジ袋の料金です。
レジ袋の料金
前からスーパーなどでは7月1日からレジ袋が有料になると張り紙がされて注意喚起がされていました。
私が近所のスーパーで買い物をしたらレジ袋がサイズに関わらず1円でした。
もう一回言います。
1円です。
スーパーなどによりますがだいたい3円とか一桁です。
1年間毎日1円のレジ袋を購入したとしても、365円。
1年間毎日3円のレジ袋を購入したとしても、1095円。
やすい。。。。
エコバッグといわれるものはイイものだと1000円以上しますよね。
まぁエコバッグなら数年は持つので費用対効果で言えば言わずもがな。
(結局レジ袋も使いまわせば、、、)
レジ袋有料化が起こすメリット
有料化にすることによって確かにレジ袋消費の抑制はできると思います。
現にエコバッグや日本固有の風呂敷を使って買い物をしている人が増えているようです。これは新しい文化や製品が生まれるきっかけになりえますね。
レジ袋有料化が起こすデメリット
たった1円や3円程度も払えないお客が増える。
これはTwitterなどではすでに話題になっていますね。
この記事の初めに書いたような「ケチな人を見分ける」法律になっていますね。もう冗談ではなくなってきています。
それほど、金銭的かつ精神的な貧困層が高齢化と共に年配の方に多く増えてきているということです。
皆さんは、3円程度払えますよね???