フレアリングについて知っていますか?
簡単に言うと、ひらひらとヒレを大きく見せて泳ぐことを言います。
ただ優雅に泳いでいるだけではなく、ベタにとってこれには意味がある行為なんです。
そしてフレアリングはベタを飼育するにあたり、とても重要なベタの習性になります。
今回はフレアリングについてまとめていこうと思います。
フレアリングとは
フレアリングとは、ベタの威嚇行為のことです。
ヒレを大きく開いて体を大きく見せることで威嚇する行動です。
また、オスがメスに対して行う求愛行為でもあります。
ベタの飼育は単独飼育が一般的です。
水槽にオスのベタを一匹だけ入れて飼育し、混泳を避けます。
ベタは縄張り意識が強く、ほかの観賞魚などに対して攻撃したりちょっかいしたりすることがあるため、混泳は向いていません。
また、闘魚といわれている通り、ほかのオスのベタに対してフレアリングの威嚇行為をしてから相手のヒレを食いちぎったりするほど気性が荒かったりします。
フレアリングはベタの大きな特徴となる行動になります。
フレアリングが重要な理由
今回のテーマであるフレアリングが重要な理由は以下の通りです。
飼育する中でもフレアリングをさせることでベタの健康状態の把握や長生きの秘訣にもなります。
運動不足の解消
フレアリングはヒレを大きくして威嚇する行為です。
このヒレを大きくさせる行為やベタを緊張状態にさせることで筋肉が刺激されます。
私が飼育しているベタはフレアリング時にはヒレを大きくさせて、素早く泳いだりします。全身運動になっています。
フレアリングによってヒレを開かせないと、
ヒレが固まってしまい病気にかかりやすくなります。
病気になってしまったら治療も大変で、最悪死んでしまうこともあります。
健康状態の把握
フレアリングできることで体力があるかどうかの確認にもなります。
ヒレや体を大きくさせることで全身の確認ができ、病気になっていないかの確認も可能となります。
私のベタの場合はフレアリングさせるとフンを排出させるので、フンから健康状態の把握も行っています。
フレアリングの実施頻度と方法
結論として、フレアリングは毎日させる必要はありません。
週に数回ほど1回5分程度にフレアリングをさせるのが理想的だとされています。
フレアリングさせる方法としては水槽の片面サイズくらいの鏡を設置するだけでいいです。
鏡に映った自身の姿を別のオスと認識するのでフレアリングします。
100均やAmazonで安くて購入できるもので大丈夫です。
まとめ
運動不足の解消だけでなく、病気の予防や健康状態の確認など飼育にとって必要な習性がフレアリングにはあります。
とっても重要ですが、フレアリングさせているときは綺麗なヒレと凛々しいベタの姿が見れるのでそこもまたベタ飼育の魅力ですね。
実施頻度と健康状態の確認にフレアリングは定期的に行っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!