皆さん、観賞魚ベタが大ジャンプということを知っていますか?
大きなヒレが優雅な観賞魚ですが、大胆にもジャンプする習性があります。
興味深いと同時に死ぬリスクがとてつもなく高いんです。
今回はベタがジャンプする理由に迫ってみたいと思います。
ベタが餌やり時にジャンプする理由
ベタを飼育していると、餌を与えるときに水面まで近づいてから餌に向かって軽くジャンプして食べるときがあります。
この餌に向かってジャンプするというのがベタの習性なんです。
私が初めてベタについて記事を書いたときに、ベタの概要についてまとめていました。
こちらを読んでいただくとわかりますが、ベタの魚類に注目してみてください。
【美しい闘魚】ベタの飼育はじめました!#1 - アルの備忘録
ベタの魚類はスズキ目と同時にキノボリウオ亜目でもあります。
このキノボリウオ亜目という種類にジャンプするという習性があり、その習性がベタにも引き継がれているのです。
キノボリウオとは?
ではキノボリウオとはどんな魚なのか。
キノボリウオもベタと同じ東南アジアに分布している淡水魚です。
現地では観賞魚のほかにも食用で流通しているようです。
このキノボリウオの特徴は、
ベタと同じラビリンス器官をもっており空気呼吸が可能となっています。
そして、名前の通り木を登ります!
というのは冗談で木には登りません。(すみません。。。)
しかし、ラビリンス器官と体のとげとげな使って地面を這って進んだりします。
さらに今回のトピックでもある大ジャンプも駆使して行動範囲を広げるのが得意な魚類となっています。
ベタがジャンプするのは、
キノボリウオ亜目のジャンプ能力を活かして、
水面近くの小虫を食べたり、行動範囲を広げたくてジャンプするようです。
ジャンプさせると死ぬリスクあり!
実はベタがジャンプするのはとても危ないです。
理由はシンプル。
ジャンプして水槽から落ちたら死んでしまうからです。
ベタが死ぬ理由で意外と多いのがこのジャンプによるものです。
そのため、ベタを飼育するときは必ず水槽に蓋を付ける必要があります。
見た目だけでなく、ジャンプする習性も魅力的なのがベタですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!