身の回りに自然環境が全くないことからビオトープを始めたアルです。
2019年の春すぎに気ままにはじめて、気づけば2020年の3月。
気づけば越冬していました。
今回は越冬してわかった失敗の経験を記します。
これからビオトープを始める人や、興味がある方は他のビオトープ記事も参照してみてくださいね
ビオトープの越冬対策
初めてのビオトープ越冬なので本当に何をすればいいのかわからず、
結局、何もしませんでした。
そして対策しないが故に失敗したことがたくさんわかりました。
元々の設置環境はこちらの記事を参照してください。
失敗
これから書かれている失敗に対して、気を悪くする方もいると思います。
それを承知の上で読み進めてください。
越冬した結果
ビオトープは屋外に設置。
ほとんどの期間は手放し状態でした。
そして大きく3点の変化を確認しました。
メダカの越冬
まず、メダカは全滅していました。
夏までは爆発的な勢いで卵を産み、どんどん個体数を増やしていました。
詳細はこちらの【繁殖大成功!】初心者が2ヶ月で黒めだか6匹から50匹!繁殖成功にはコツがあります。を読んでください。
そして秋ごろにかけてどんどん個体数が減少。
メダカの繁殖時期は4月~10月なので自然な結果ではあります。
また、同じビオトープ内に大人と稚魚が一緒に生息すると共食いが起きます。
原因はえさ不足や生息環境にもよります。
それらの結果から冬前には数匹しかメダカがいません。
そして、越冬してみるとメダカはどこにもいませんでした。
ごめん。メダカさんたち。
ミナミヌマエビの越冬
ミナミヌマエビは、越冬しても生息数も維持したまま。
個体数も減少せず、
全滅もしていませんでした。
しかも、個体の大きさも丈夫そうで大きい。
(餌を食べに来たミナミヌマエビ)
水草の越冬
久しぶりにビオトープ内を見て印象的だったことが水草。
全ての水草が全滅していました。
正確には、枯れていました。
どうやらホテイ草は冬になると枯れてしまう水草のようで対策は無いみたい。
しかし、処分する必要はないようです。
その理由についても含めて、つぎのこれからの対策へ。
初心者のビオトープ越冬対策
特に次の越冬に対する対策を検討します。
初心者のビオトープなので、メダカの選別などの細かいことはおこないません。勝手にビオトープ内で弱肉強食関係と強い個体だけが長く残ることが約1年間飼育してわかりました。
今回は失敗からの改善、そして初心者でも簡単にできる越冬対策です。
屋内へ移動
そもそも外だと水温の低下が著しく、メダカが寒さで死んでしまいました。より生存率を高めるために、室内への移動を検討します。
できれば日光が多少えられる場所が好ましいですね。
越冬できる水草
ホテイ草は冬に枯れてしまうので水質改善などの機能を果たせません。しかし、ホテイ草は春になればまた新しく回復していきます。枯れたからといって処分する必要はありません。
それでも冬用に生き生きしている水草を冬前から準備します。
調べてみると、アナカリスのように水中に生息する水草は耐寒性があるようです。
ビオトープの越冬の難しさ
まずは春夏秋冬を通してビオトープを続けました。
そしてたくさんの発見と喜びと悲しみを得て改善の道を見つけています。
なかでも今回のテーマであった「越冬」はとっても難しい。
次の越冬までにはもっと情報と環境を考えて準備しようと思います。
みなさんも、できる範囲で最善を尽くしましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!