こんにちは。
僕は2019年、秋の実用タイ語検定試験を受けて合格しました。
受験の申し込みをした時点で試験日1ヶ月を切っていました。そこから、教材を購入して勉強したので実際1,2週間で勉強をして合格しました。
5級を受験しようか考えているなら
効率的・短い期間で勉強しましょう!
ここでは僕が実際に合格に至った勉強を1ヶ月で行う方法です。タイ語の勉強の仕方がわからない方、外国語の勉強の仕方がわからない方、などなどは参考にしてみてください。
5級の概要
まずは実用タイ語検定試験5級の
「難易度」
「試験形式」
「合格基準」
を知ってイメージをつかんでみましょう。
難易度
5級は実用タイ語検定試験のレベルの中で一番易しい。
そして唯一タイ文字を使用しない検定試験内容となっています。問題の出題概要と実力は以下になります。
入門レベル。挨拶や自己紹介、意思表示が可能なレベルです。短い文章や語彙をカタカナ表記とローマ字表記で出題されます。
試験形式
マークシート方式
筆記 60分
リスニング 10分
合格点
合格基準は100点満点中70.0点以上で合格です。
必要な教材はたった3種類
外国語学習では時間とお金がかかるので、効率良く勉強するためには本当に必要な教材を揃える必要があります。今後、無駄な教材を買わないためにも是非参考にしてみてください。
文法用
総合的に学べる教材
文法と日常的に使う単語はこの本で学ぶことができます。実際に、僕のタイ留学中はこの教材がとっても活かされました。
各章ごとに日常のシチュエーションに沿った会話から文法が学べるので実生活での実用性があります。
CD付きなのでタイ語のリスニング対策やタイ語の発音の聞き取りに便利!タイ文字もこの本で学べるオススメの1冊です!
単語用
試験対策に絶対に必要な単語帳。
必ず買いましょう!
過去7回中7回、6回、5回、4回、3回、2回、1回と文字通り、「テストに出る順!」で単語が載っているので本当に覚えるべき単語から覚えられます。5級にはカタカナ表記があるので初心者向けで単語が覚えやすいです!
過去問用
単語帳とこの過去問をセットで購入しましょう。
実際に単語帳にもそう書かれています。試験の出題傾向がわかるので絶対に購入しましょう!詳しくは下記の勉強方法でお伝えします。
1ヶ月で合格する勉強法
1ヶ月じゃ足りない。。。と思うかもしれませんが、タイ語5級程度ならタイ文字を覚える必要がないため現実的に可能です。さらに文法、単語、過去問とカテゴリー別に目的をもって勉強していきましょう。
ここでは各項目の重要なポイントだけを伝えます。
詳しい勉強法を知りたい方は5級に必要な教材とおすすめの勉強法。過去問題は必要なのか?をご覧ください。
最重要文法だけ覚える
最低限の文法だけを覚える!
5級受験ならこの教材を最後まで勉強する必要はないです。前半部分までで十分通用します。(僕がそうです。)
ここでは最低限の文法を決めてそれだけを覚えましょう。どれだけサボっても2週間あれば覚えられます。 そして日常的に使う単語もここで抑えましょう。この教材だけでタイ語の基礎が身につきます。
単語の覚え方
5級のテスト勉強では単語の勉強が一番重要になります。
詳しくは勉強法はシンプルに!5級は単語を鍛えよう!をご覧ください。
ここではポイントを知りましょう!
全部の単語を覚えない
これだけを意識しましょう。反対に、「これだけは必ず覚える!」という単語も決めて覚えてみると早く覚えられます。僕は「最低5周+試験までにもう2周する!」と決めて取り組みました。実は、単語を開いたのが試験1週間前だったので、覚えられるだけ覚える→全部の単語は覚えなくてよいと判断しました。その理由は単語帳が「テストに出る順!」なので最優先に覚える単語が明確にわかります。
過去問は試験3日前
最後の総仕上げ
僕は試験3日前にこの過去問を1周だけして過去の傾向を分析しました。これは本当に試験直前で構いません。それまでは文法と単語を重点的に勉強しましょう。
リスニング(タイ語の聞き取り)が不安だったので過去問についているCDでリピート再生をしてタイ語に慣れました。タイ語を聞き取る以前に「慣れる」ことが大切です。
タイムライン(参考計画)
3つの教材を使って試験までの1ヶ月で準備するタイムラインを考えてみました。参考程度にして自分でカスタマイズ、アレンジして計画的に取り組んでみましょう!
3週間前
まずは上記の教材を購入しましょう!
・文法教材1~3課学習
基本的な表現を身につけましょう。自己紹介、数字、タイ語の語順、基本的な動詞等はここで必ず身につけましょう!この1週間の理解度で今後の理解度と試験での正答率が変わってきます。
・単語帳最低2周以上~無限(睡眠前)
とりあえず、1周してタイ語に慣れましょう。2周もするとなれるので後は覚えるだけです。睡眠前に記憶することで記憶の定着が見込めるのでおすすめです。
2週間前
・文法教材4~6課
実用的な文法や単語がたくさん出てきます。全部覚えずとも必ず一通り学習しましょう。曜日や日時、指示代名詞などはこの週で必ず覚えましょう!
・単語帳最低3周~無限(睡眠前)
そろそろタイ語に慣れてきたと思います。この週で覚えれるだけ覚えてしましましょう!単語テストをしたり、声に出して単語を覚えましょう。
1週間前
・文法教材7~9課
少し難しい単元です。実は僕はここを勉強していません。しかし、重要な単語や表現がいくつか載っているので必ず目を通しましょう。もちろん10課以上の単元も時間と余裕があるならやってしまいましょう。そして1課からの復習を何回も行いましょう。
・単語帳最低4周~無限(睡眠前)
4周といわずに何周でもしましょう。タイ語試験の合否を決めるのは文法理解度ではなく単語力です。もう一度言います。
単語力で合否が決まります。
・過去問題集
一通り勉強したら過去問題に取り組みましょう。そして弱点や不安なところを見つけて対策をしましょう。5級なら1週間前に取り組んでも余裕があると思います。
まとめ:実用タイ語検定試験の当日
あくまで僕が提案するやり方なので参考程度に見てください。僕は2週間で上記のやり方を行って合格したので自分に合ったやり方を見つけましょう!
試験当日の様子、試験での失敗談を更新しました。
受験する方は参考程度にタイ語検定5級の受験体験記。テストの感想と失敗談。を読んでみてください。