英語、タイ語、スペイン語を勉強しているアルです!
今回はスペイン語の検定試験のひとつであるDELEのA1を受験してきましたのでその感想と注意すべき私の失敗談をお伝えします。
スペイン語を勉強している、少しなら話せるぞ!という小さな承認欲求を満たすためにDELEの受験を決意しました。
4月からスペイン語の勉強を再開してDELEというスペイン語検定を知りました。集中して勉強することが難しかったですが、テスト前は集中して弱点を徹底的に克服してきたので結果が楽しみです。
徹底的にこれをした!
私の中での不安要素は聴解問題と口頭問題。
それはテストの日にちが迫ってくるほどに不安になってきました。
そこで私が意識して取り組んだ2つのポイントがあります。
1.CDをエンドレス再生で聞きまくる
聴解問題の不安要素として、スペイン語の話者の話すスピード。とっても速いです。さらに、スペイン人だけでなく南米出身の話者もいるのでアクセントや発音の違いが多少あるので慣れる必要がありました。
つまり、スピードとアクセントになれる必要があったのです。
そこで、試験前に取り組んだのがCDをエンドレス再生。これを電車の移動時間や暇な時にしました。
意識してスペイン語を聞き取ることと同時に無意識下でも聞き慣れるようにしました。そのかいあってか、当日ではリラックスして聴解問題に取り組めました。
2.便利で簡単な文法単語を身につける
口頭問題での不安は簡単な文章を伝えることができるか。というシンプルなことでした。難しい文章を作って話す必要はないと判断して、使えやすく作りやすい文章を何度も発音して練習しました。
簡単に言えば、何回も独り言して練習していました。
私の目標はコミュニケーションを成立させること。
DELE A1は一番下のレベルなので自己紹介程度の自分自身のことを伝えられればいいので集中して準備すれば大丈夫でした。
テスト当日
あいにくの雨。
私の受験会場は東京にしたので、渋谷駅近くの東京経済大学6号館でした。試験会場には人で溢れかえっていました。若者だけでなく年配の方々も受験されていたのが印象的でした。
時間になって教室に入るとホワイトボードにはスペイン語で注意事項がびっしり書かれていましたが、全くわからず。
テスト形式と時間としては以下の通りでした。
- Comprensión de lectura 読解 45分
- Comprensión auditiva 聴解 20分
- Expresión e interacción escritas 記述 25分
- Expresión e interacción orales 口頭 15分
上記の1~3を会場で行い、4の口頭試験は別会場に移動して行います。
各問題の終了後には5分程度の休憩時間がありますがこれは問題と解答の回収等の時間なのでトイレには行けないようでした。
さて、読解、聴解問題は対策通り、というよりも教材通りの問題だったので普通に解けました。DELEのテストは初級レベルの文法構成力と語彙力が必要だなと感じました。
そして、記述問題。
これは鉛筆ではなくボールペンで書かなければいけないので忘れずに持っていきましょう。忘れた方は当日、スタッフから貸してもらえていました。私はここの問題でとある失敗をしてしまったのを終わってから気づきました。
2時間ちょっとの1~3のテストを受け終えて私は次の会場近くのカフェでくつろいでいました。
口頭テストは運次第⁈
土曜日に1~3のテストがあって、人によっては翌日の日曜日に口頭テストがある人もいました。私の場合は運よく土曜日昼過ぎの早めの時間帯での口頭テストだったので短い時間でテスト全体を終わらせることができました。こればかりは運によります。
もちろん土曜日は1~3のテストで口頭試験は翌日の日曜日がいい!そのほうが対策できる!と思う方もいるでしょう。
さて、1~3のテストを終えて私は次の会場であるセルバンテスの近くまで行ってカフェで休憩しました。ここで最後の復習!といった想いもなく、のほほんと過ごして時間より早めに会場にいきました。
会場に着くと受験者の待合室もあってそこで最後のテスト対策ができるようになっていました。その待機場所で時間になると名前が呼ばれるようになっています。
私もみんなに習ってDELEの対策本で質問されそうなことをイメージしていました。
そして時間になり5人ずつ呼ばれました。
準備時間15分
呼ばれた5名は別室で口頭試験の準備をします。
15分間で主に2つのことを準備することが出来ます。
- 自己紹介とテーマで話す内容をメモ
- テーマを決める
メモなので口頭試験ではメモをまる読みして回答してはいけないので注意です。また、テーマもいくつかあるのでテーマを決めて準備しましょう。
私の隣にいた女性は必死にメモに文章を書いていましたが、本番ではメモをそのまま見ながら回答してはいけません。なので単語で言いたいことを箇条書きするといいかもしれませんね。
口頭テスト15分
さて、本番開始!
面接室には2名の面接官がいます。1人は質問する人で、もう1人は受験者の後ろで採点する役割でした。教室に入ると同時にスペイン語であいさつを交わしながら自然に口頭試験が始まりました。
まずは、自己紹介。そしてテーマに沿った質問と回答。ここで私が意識したのは何度も練習した文法と単語で話しました。少し緊張しましたが、面接官の方も優しい方だったので安心して回答できました。
問題形式的にはtarea1~tarea4まで4つの題がありますが、スムーズに進行したのであっという間に試験が終了。終始、面接官2人のおかげで和やかな雰囲気のなかで回答することができました。
受験後に気付いた失敗
記述試験を問題通りに回答して何とか書き終えた。
しかし、ミスもしていた。
私が犯したミスは単語数。
記述問題のいくつかは単語数の制限が設けられていたのだが、私はそれを無視して書いてしまったので正確に文字数を把握することもなく回答してしまったのです。
みなさんもちょっとしたミスが無いようにしっかり問題を読んで対策もしましょう!
感想
テストを終えて感じたのは4月から毎週勉強してきて、ついにプレッシャーから解放された開放感がありました。あとは結果を待って合否に関わらずに自身の実力を受け入れるしかないです。
あと、使用した教材通りの問題形式と問題内容だったので安心して回答できました。DELEはスペイン語の語学力を総合的に学ぶことができるので目標設定にはうってつけの語学試験です!

Preparacion al Diploma de Espanol, Nivel A1
- 作者: Leonor Quintana,A F Hidalgo,M Garcia-Vino,R M Perez,Dominique Barrios,P Bartolome,P Alzugaray
- 出版社/メーカー: Edelsa Grupo Didascalia, S.A.
- 発売日: 2010/12/01
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とりあえず、A1を受け終えたのでA2目指して頑張ります!