早速ですが結論からいうと、
人生で最も重要な本の1冊を見つけてしましました。
1つだけ強調したいこと
人種、文化、国籍、性別、年齢、その他諸々関わらず、この本が誰にとっても刺激を与えてくれることを伝えたいです!
Q思考
読み終える前から感じていたことは
僕の人生に必要な本の1冊だ!
もちろん読み終えてからはより強くそう思いました。
ウォーレン・バーガー氏の訳本でダイヤモンド社から出版。5つの章で構成されており、膨大な具体例と著名人の引用などもあって読みやすい。僕の人生に必要な本の1冊となりました!
感想
人生には質問・疑問について深く考える必要がある
とシンプルに思いました。理由は今まで深く考えてこなかった。
大学の授業や就職活動で見かける優秀な学生や頭の良い人は物事に対する好奇心が強く、鋭い質問や疑問を常に持っていました。
しかし、優秀だから疑問を持つわけではありません。
本書に「4歳児は1日平均390回の質問をする」とありました。皆さんは1日何回クエスチョンマークを思い浮かべますか?
ここから思ったのは、
何事に対しても興味をもち、
疑問に思ったことを深堀し、
考えをめぐらして、
本当の疑問を見つけることを習慣化すると面白い発見ができると思いました。
自身の人生についてもシンプルな問いから深堀してみるといいかもしれませんね。
質問の3ステップ
本書では質問の3ステップの考察があります。質問から現実世界への構築活動が具体的になるには確かに3ステップ踏めると力強いスキルが身につきそうです。
「なぜ?」
好奇心を持つこと
「知っている」という感覚をなくすこと
なぜ?を5回繰り返すこと
最初に肝心なのは疑問を持つこと。
疑問を持つには対象に対する好奇心が無ければなりません。しかしも、何かを知っているつもりでいると人の思考、モノづくりなどにおける科学的進化など、すべての活動が停止します。シンプルな疑問でもいいのでそれを持つこと。そして5回深堀してみると根本的なものが見つかるかもしれません。
「もし~だったら?」
第2ステップは「もし~だったら?」です。
シンプルな疑問や解決したい問題に対して現実世界に落とし込むまえにイマジネーションを駆使して様々なアイディアを見つけます。
考え込むのもいいですが、お風呂や寝る前に「考えずに考える」のもいいですね。もしかしたら、思いがけないアイディアが見つかるかもしれません。
「どうすれば?」
最後は疑問をかたちにかえることです。ここではトライ&エラーを繰り返すかもしれません。
ここでは誰かと一緒に取り組むことが重要になってきます。そこで批判も受けるかもしれませんがそれらすべてを利用しなければなりません。
そして何よりも、実行するか否かです。
HMW
「HMW」という単語を見てなんの略語かわかりますか?
私は本書で知りましたが、強い力を持った質問の略称です。
少し、考えてみましょう。。。。
答え
「How Might We? (どうすればできそうか?)」
この質問の効果的なところは2つあります。
受け手の判断を先送りにできること
シンプルで質の高い答えを導きだそうとすること
仮に、質問がHMWではなく、「Should? (すべきか)」や「Can? (できるのか)」ではどうでしょうか。
「そもそもするべきなのか?」、「自分に(会社に)それができるのか?」といった質問は判断とアイディアを制限してしまう質問になってしまいます。
しかし、HMWでは判断を先送りにできるので自由な回答とアイディア力が試されます。HMWで聞かれて「できない」と答えることもでき、一方でHOWに対してはYES/NOではなく、具体的なことを述べる回答になるので質の高い答えが導き出せそうですね!
ビジネスの場だけではなく、自問自答する時、何かを決断する時にも役に立つ質問なので覚えておいて損はないですね!
おすすめのQOL向上書籍
生活や思考を根本的に考え直すきっかけを与えてくれる本たち。ほぼ全てに共通しているのが大人向けですが子供にとって大事な要素が詰まっていること。また、学校などの教育機関では学べない、知りえない考えや思考方法があります。
個人的に後世にまで受け継ぐべき本たちだと思っています。

Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ
- 作者: アーリック・ボーザー,月谷真紀
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2018/07/19
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る