この本を大学の図書館にて発見!
来年度から新社会人になる僕。
多少なりとも現代の日本が抱えている諸問題について知っておこうと読んでみました。
政治・資本主義・社会問題に関心はあるけれど、知識や思考スキルがない僕がこの本を読んで思った感想レビュー記事になります。
日本人の勝算
パラパラ~と読んでいて思ったのは
「わかりやすい!」
デービッド・アトキンソン氏が書いた本書は東洋経済新報社から2019年の1月に出版されました。現代が抱えている諸問題について「人口減少」「高齢化」「資本主義」の3つを軸に問題点と改善点や考察が書かれています。
本書を読んでいて、本当にこの3つの軸が日々の生活で大きな問題を引き起こしているのがわかります。
読もうか迷っている方は買ったり借りたりして読みましょう!
わかりやすい内容
冒頭でも書きました。
責任ある社会人になる前に少しでも現代の日本について知りたい。
知識や考察力があるわけではない。
そんな僕にとってこの本は入門書。
読書には時間をかける僕でも1日で読めました!
社会人だけでなく主婦や大学生にも読んでほしい本だと思います。
わかりやすい文章
×
具体的な諸問題と考察
×
多くの論文や研究の引用
盛りだくさんな内容
- 高齢化社会によるデフレ圧力
- 人口増加モデルの経済政策
- 生産性向上要因
- イギリスの賃上げ政策
- 日本の最低賃金が低い理由
- 足るを知る日本人
- etc......
これ以上に数え切れないほどトピックがありました。
全てに納得したわけではありません。
考察などに対して疑問に思ったり、反対意見もありました。
筆者の伝えたいことと僕自身が考えることをこの本を通して落とし込むことができました。
それにしても日本は本当に深刻な状態ですね。。。
感想
「僕は本当に日本が好きなのか」
そんな問いが本を読んでいる時に心に浮かんできました。
政府・民間企業・社会が行っている政策などはいったい誰のためなのか。
僕たちはそれらに対して愚痴を言って選挙では投票して終わっていないだろうか。
少数の識者だけでなく、国民全員が国に対して真剣に取り組んでいるのか。
選挙に行って投票することは最も大切なことのひとつだけど、
一人ひとりが知識を、思考を、全開にして理解を深めているか。
そんな考えと感情を僕に与えてくれました。
絶対に本書を読むべき理由
現代の諸問題は以前から言われていた事柄も多々ありますが、それらすべてがまとめて書かれています。読もうか迷っている方は即断しましょう。買うか借りるなりして読んだほうがいいです。この本を含めて、きっかけを与えてくれるだけですがいかに私たちが危険な状況にいるか、危機感を持つ必要は常にあると思います。そうしなければ暮らしも経済も将来も改善はするはずがないからです。
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「日本人の勝算」
— アル@大学生ブロガー (@Caipirinhas_blg) September 30, 2019
この本、わかりやすい❗️
今の日本が抱えている問題点が何か、人口減少・高齢化・資本主義と3つの軸を中心に分析と解説、そして提案している。
読みやすい文章だから若者でも読めます。#読書 #読書好きな人と繋がりたい#ブログ書け #ブログ pic.twitter.com/UBvLCpifPz
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大学生になってから本を読み始めた僕がおすすめする厳選読書本!
いつかは僕のおすすめ本のまとめ記事も。。。
乞うご期待!

- 作者: ジュール・ヴェルヌ,朝比奈弘治
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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