たった2ヶ月で黒めだかが6匹から約50匹以上に増えました!!!
感動です。。。
しかも、6匹中メスはたった1匹。
頑張ってくれました!
それに加えて、最初の1~2週間で4匹に減ってしまったので長く生き延びてくれるかだけでも心配でしが、繁殖までして針子がたくさん生まれて大成功です!
針子とは?
冒頭の文章で「針子」という言葉があったと思います。これはそのまま「はりこ」と呼びます。生まれてすぐのメダカの稚魚は針のように細く見えることからこの呼び名で親しまれています。そして1~2週間で大きくなってきますが、そうなるともう大人のメダカに似てくるので針子とは呼ぶこともないです。
メダカの稚魚は小さくて黒くてかわいらしいので是非針子と呼びましょう!
メダカの産卵条件
産卵するにはいくつかの条件があります。しっかり確認して産卵にむけて環境を整えてあげましょう!
産卵時期
メダカの産卵期は4月~10月。水温がだんだん上昇する4月から活動的になりますが、寒くなるとあまり動きません。水温は大体18℃以上で産卵が始まります。
日照時間
日照時間も大きく関わってくるので水温だけでは産卵状態にはならないです。12~14時間ほどの日照時間がないと繁殖期だと判断しないため、室内で飼育の場合は証明を調節しましょう。
オスとメス
繁殖期になるとオスとメスが一緒に泳ぐようになります。メスは体外に卵をぶら下げますが、この時にオスが精子を振りかけて有精卵になります。その後、メスは産卵床となる水面近くの水草など産卵をします。
まとめると、温かくなってきた時期にオスとメスが仲良く泳ぐようになって、産卵床があると産卵します。
繁殖成功のコツ
産卵の条件は分かりましたが、そのまま放置していると針子は生まれてこないです。また、生まれてもすぐにいなくなります。ここでいくつかのコツを抑えてしっかり繁殖させると楽しいビオトープになりますよ!
餌
繁殖期のメスは大量にえさを食べます。だいたい3分ほどで餌がなくなるような量を毎日2~3回与えるのがいいです。たくさん餌を与えすぎると水質が悪化して水替えが大変になるので注意が必要です。
毎日観察するとだんだんメスの体が大きくなってくるので、それが確認できるとこれから卵をぶら下げて産卵するなとわかります。
産卵床
メダカは布袋草の水面近くの根っこに産卵をします。ここで要注意なのが、
卵を発見したら別の容器に移すこと!
これをしないと、メダカが餌だと思って卵を食べてしまいます。メスも食べられないように見つかりにくい場所に産卵はしますが、ビオトープという限られた空間内では食べられる可能性が高いので必ず卵を他の容器にある布袋草に移すなどしましょう。
また、移すときは卵を潰さないようにしましょう。
針子を見つけたら
知らず知らずのうちに大人のメダカの容器内で針子が生まれていることもあります。
もし、針子を見つけたらすぐに別の容器に移しましょう!たまたま針子たちが生き残っているだけで大人のメダカに食べられてしまいます。もし、欠かさず毎日3回多めに餌を与え続けて、おなか一杯のメダカなら針子を食べる可能性は少ないです。
針子が生まれたら
針子が生まれたら別の容器でしっかり育てましょう。そして、必ず忘れずに餌をあげましょう!稚魚だからと餌をあげないと餓死で成長する最初の2週間で死んでしまいます。
一番いいのはプランクトン・微生物ですが、市販でも餌は売られているので買っておきましょう!
一番大切なこと
毎日観察することです。メダカの状態や卵の有無は毎日欠かさないと生死にかかわります。どのオスとメスがカップルになっているか、産卵する様子はあるか、ビオトープに異常はないか、餌の量は適量か、卵・針子は移し忘れていないか、などなど毎日観察しないとビオトープそのものがボウフラのたまり場で終わってしまいますので気を付けましょう!
繁殖にはメダカにとっての最適な環境作りが必要です。
繁殖がうまくいかない場合は、ビオトープの作り方を見直してみてもいいかもしれませんね。
おすすめアイテム!
繁殖の成功率、針子の生存率を上げるためにアイテムを揃えておきましょう!
稚魚・卵の保護:容器内で余計な場所をとらないので便利です!
稚魚用の餌:ほかのメーカーより多めに入っています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!